本学の薬学部のカリキュラムは「全学共通科目」と「学科専門科目」の2つから編成されています。
「全学共通科目」は人間理解・社会理解・国際理解3つの科目群から成り、本学の「人間尊重」の教育理念に基づき、ホスピタリティの実現、よい人間関係の理解・探求を基礎に、基本的教養とともに専門の幅広い基盤を身につけます。
「学科専門科目」には日本薬学会の薬学教育モデルカリキュラムに準拠した8分野の専門教育科目と本学における薬学教育の集大成として『総合演習』を設けています。
※ カリキュラムに関する質問をE-mailでも受け付けています。 教務課
kyomu@niu.ac.jp
※ 詳しい内容は、
詳細カリキュラム
をご覧ください。
化学物質の原子・分子の構造、熱力学、反応速度論などの基本的知識の修得とともにそれらを応用する技能を身につけます。
医薬品や生体物質内の化学物質の構造、物性、反応性などを理解できる基本的知識、技能を修得します。
生命体の構造、機能および機能調節など生命科学の知識を修得するとともに、生体分子を取り扱う基本的技能を身につけます。
個人および集団の健康維持・増進、現代社会における疾病とその予防に関する基本的知識、技能、態度を修得します。
薬学を取り巻く法律、制度、また薬局業務に関する基本的知識と態度を修得し、社会において薬剤師が果たすべき責任、義務などを正しく理解します。
薬物の製剤化の方法と意義を理解するため創薬、医薬品の加工、テーラーメイド医療、医薬品が世に出るまでの流れなどさまざまな角度からの知識を修得します。
薬理・薬剤学系、治療学系、実学系の3つに分類され、医薬品が生体に作用する複雑な過程を正しく理解します。疾病治療に用いる医薬品、実際の医薬品の投与法などの知識・技能を修得します。
薬剤師としての実践的業務を修得するために学内での模擬実習および病院、保険調剤薬局の臨地実習をそれぞれ10週以上行います。
一連の薬学専門知識を修得した学生が、さらに深い専門性を身につけるために、専任教員の指導のもと、学生自らが研究の目的・方法を考えて研究活動を行います。