薬学部の科目は本学の教育理念に基づき、人間尊重、ホスピタリティの実現、よい人間関係の理解・探求を基礎に基本的な教養を修得するとともに専門科目に向けて幅広い基盤を理解する「全学共通科目」と薬学に関する知識・技能を修得しあらゆる実践的な能力を培うための「専門教育科目」から構成されます。専門教育科目は「物理系薬学」「化学系薬学」「生物系薬学」「健康と環境」「薬学と社会」「医薬品をつくる」「薬と疾病」「薬学実務実習」の8つに区分されます。4〜5年次に履修する「薬と疾病」は薬理・薬剤学系、治療学系、実学系の3つを学習。医薬品情報の収集・評価・提供・管理に関する基本的知識・技能を修得し、さらに患者への適正な薬物治療(テーラーメイド医療)ができるように患者からの情報収集、評価に必要な基本的知識・技能・コミュニケーション能力を培い「薬学実務実習」に備えます。4〜5年次に行われる「薬学実務実習」では、学内の模擬薬局を使った「薬学実務実習 I 」、学外の病院や調剤薬局において薬剤師をはじめとする医療スタッフの指導・監督のもと各10週以上実施される「薬学実務実習 II ・ III 」の実習を実施します。