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2024.04.30 薬学科

【薬学科】 日本薬学会第144年会において、本学学生が優秀発表賞を受賞しました

 2024年3月28日(木)~31日(日)、パシフィコ横浜において日本薬学会第144年会が開催され、本学からも多くの薬学部生・大学院生が日頃の研究成果を発表しました。その中で本学薬学科の医療薬学研究室の井手上 愛海さんが学生優秀発表賞(ポスター発表の部)を受賞しました。この賞は当大会での大学院生および学部学生による発表の中から審査され、優秀な発表者に贈られるものです。ポスター発表の部は1268演題の中から259名が受賞しています。(学年は学会開催日で記載しています。)

受賞者 :
井手上 愛海(5年生・医療薬学研究室)
受賞演題:
中枢性疾患薬シーズの発見を目指したミカン区カンキツのBDNF産生促進効果の検討(演題番号 29P-pm415S)
発表者 :
○井手上 愛海、中島 健輔、大磯 茂

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研究紹介

 神経細胞の新生・成長を担う脳由来神経栄養因子(brain-derived neurotrophic factor: BDNF)の脳内における減少は、うつ病、アルツハイマー型認知症およびパーキンソン病など多くの中枢性疾患の発症要因になることが知られています。BDNFは脳だけでなく、末梢組織においても産生され脳へ移行することから、末梢組織においてBDNFの産生を促進する物質は、脳内BDNF量を増加させ、上記の中枢性疾患の予防・改善効果を示すと考えられます。本研究では、当研究室においてBDNF産生能を明らかにした末梢組織由来細胞を用いて、温州ミカンやポンカンなど多くのミカン区に属するカンキツ品種の果皮、摘果果実および可食部のBDNF産生促進効果ならびにその産生促進機序の一端を明らかとしました。本研究は、末梢組織を作用点とする新規中枢性疾患薬シーズの発見に寄与することが期待されます。

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