行動薬理学的アプローチが、私達の主軸となる研究戦略です。

脳・精神に選択的に作用する薬物(向精神薬)としてLSD-251943年)やクロルプロマジン(1951年)の発見は、whole animalを用い動物行動の解析を通して薬物の作用を解明しようとする行動薬理学(Behavioral Pharmacology)の存在なくして語れません。今や行動薬理学は動物実験心理学や精神薬理学・神経薬理学と密接な連携を持ちながら、“脳の科学”の領域を切り開く重要で欠くべからざる研究学問体系と言えます。

主な研究テーマ
 我々の重要な研究視点として、
①動物モデルを用いて精神障害(心の病)の発現機構の解明と
②脳内
大麻様物質(エンドカンナビノイド)の機能的役割とその破綻としての精神疾患
を追究しています。

 現在の少数“精鋭”(?!)の状況下で、最も力を入れている研究は脳内報酬系を念頭においての薬物依存症の解明です。

 現在さらに、脳機能と栄養に関するプロジェクト(サプリメントを含む)を新たに立ち上げています。
近年、病気の予防に対する意識が高まり、“食”の機能性を期待する「健康食品」が広く国民に愛用されています。しかしながら、現在、市場に出ている「健康食品」は機能性が充分に検証されていないものが多く、国民の真の健康増進に寄与していないのが現状です。

このような状況を背景に、我々は、これまでの「健康食品」の状況を鑑み、医薬品創薬を志してきた薬理学研究者として、薬学部内および本学健康栄養学科と連携を図り、下記の研究を推進する。

     感度の高いスクリーニング系による食品素材の機能解析
     疾患標的部位への素材到達の確認
の技術を提供し、精度が高く、臨床応用への可能性が高い素材を探索し、より機能性が高く国民の福祉に貢献する健康食品の創出を目指します。

特に我々の得意分野である脳機能に関しては、脳機能をサポートすることが期待される栄養成分(アミノ酸、脂肪酸、ビタミンなど)に関しても検討を進め、得られた成果を積極的に社会に還元していきます。


長崎国際大学ホーム
薬学部TOP

〒859-3298
長崎県佐世保市
ハウステンボス町2825-7